読書ブログ【要約】転職と副業のかけ算

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転職と副業のかけ算

本記事は『転職と副業のかけ算』の読書記録と要約です。

著者について

moto(@moto_recruit)さんはXでフォロワー数10万人を超えるいわゆる「インフルエンサー」。
本名は戸塚俊介さん。

著書の略歴によると、20歳の時に地方のホームセンターに就職、年収240万円からのスタートからだったそうです。

22歳で人材企業に入社、年収330万円。23歳でリクルート、年収540万。そしてITベンチャーを経て現在へ。現在は本業で年収1,000円、副業年収4,000万、合計年収5000万円を達成しています。

motoさんの考え方は、サラリーマンや副業をする人だけではなく、全ての社会人にも言えること。

「転職せよ」、「副業せよ」ということではなく、自分の市場価値をどれだけ高められるか。不安定な時代の中ではとても重要なことではないでしょうか。

SNSの反応

フォロワー10万人を超えるmotoさんなので、SNSでも多数の意見が寄せられています。

Chatwork 小西 芳樹氏

抑えたいポイント

経営者目線を「自分」に当てはめる「自分株式会社」という考え方

motoさんは「自分株式会社」という考え方を提唱しています。自分を会社に見立てた時に、売上をどのように伸ばすか、経費をどのように削減するのかと考えます。

多くの「自分株式会社」は売上は務める企業からのみとなり、取引が切れてしまうと倒産してしまうような経営状態です。そのようにならないためにも他に収入源を確保すべきで、そのために副業を勧めています。

また、本業でも正当に評価されるようにどのような能力が求められているのかを把握する必要があります。

上司の評価より市場価値

世の中の多くのサラリーマンは上司の評価を意識するが、大切なのは市場価値。市場価値は自分の生産性を高めていくことで上がっていく。

市場価値を高める5つの力

① 論理的な思考ができる力
② 構造的に物事を捉える力
③ 物事を俯瞰したうえで、課題を特定する力
④ 課題に対して仮説を立て、誰にでもわかりやすく話せる力
⑤ ①~④を用いて組織をマネジメントする力

年収が1000万を超えるような求人はこの5つの要件が当てはまります。

年収を上げる軸ずらし転職

年収というのは「業界×職種」で大枠が決まっています。

例)
金融業界×営業部長 年収1600万円
小売業界×取締役 年収900万円

上記のように業界、職種が年収に大きな影響をもたらしています。転職で年収を上げるには「業界」か「職種」のどちらかの軸を「年収の高い業界」、もしくは「年収の高い職種」にシフトするのが近道です。

年収の高い業界を調べるには「業界別平均年収ランキング」などで検索をすると出てきます。

まとめ(感想)

「自分株式会社」という考え方を持つことがとても大切だと思いました。

会社であれば財務状況は常に気にしなければいけない。

それが個人だと、なんとなく会社で働いて毎月決まったお給料をもらうだけ。
それで自分の人生や、自分株式会社のステークホルダー(=家族)にとって良いと言えるのか。

市場価値が高いというのはエンプロアビリティにもつながる話なので5つの力は伸ばしていくべきだと思いました。

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