京都で心を癒やす【東福寺・勝林寺】の魅力|座禅体験や写経体験も

本ページはプロモーションが含まれています。

東福寺・勝林寺で禅体験 おでかけ
この記事は約3分で読めます。

京都に数ある寺社仏閣。今日はその中でも方丈や通天橋が魅力的な「東福寺」と東福寺の塔頭である「勝林寺」を紹介します。
東福寺、勝林寺は京阪東福寺駅とJR奈良線東福寺駅の2路線が通っているため比較的アクセスしやすい場所に建っています。

それでは、それぞれのお寺を紹介していきます。

東福寺の方丈

東福寺

京都市東山区にある臨済宗東福寺派の大本山のお寺です。

東福寺の丸窓

基本情報

創建年:嘉禎2年(1236年)
山号:慧日山
宗派:臨済宗東福寺派 大本山
御本尊:釈迦如来
開祖:円爾
住所: 京都府京都市東山区本町15-778
URL:https://tofukuji.jp/

見どころ

日本最古の三門(国宝)

東福寺の山門は日本最古、禅宗では最大級の山門です。東福寺の山門は1425年(応永32年)、室町幕府第4代将軍の足利義持が再建した山門です。昭和27年に山門としては初めて国宝に指定されました。

通天橋

通天橋(つうてんきょう)は、本堂から開山堂を結ぶ橋廊です。1380年(天授6年)に春屋妙葩が架けたとされます。通天橋は紅葉で有名で観光シーズンには多くの人が訪れます。

引用:公式サイト

勝林寺

東福寺の塔頭(たっちゅう)である勝林寺。東福寺における塔頭とは東福寺の歴代のご住職が亡くなった際、ご住職を供養するために建てられたお寺です。現在東福寺には25の塔頭寺院があります。

基本情報

創建年:天文19年(1550年)
山号:慧日山
宗派:臨済宗東福寺派
御本尊:毘沙門天
住所:京都府京都市東山区本町15-795
URL:https://shourin-ji.org/

座禅体験

東福寺の塔頭のひとつ、勝林寺は座禅体験ができる京都の禅寺です。

座禅とは臨済宗と曹洞宗でも考え方は変わるのですが、勝林寺が属する臨済宗では座禅を悟りに達する手段と考えています。その最中で公案(こうあん)を思索し工夫する「公案禅(こうあんぜん)」と言われています。公案とは、問答、問題のことをいいます。

一方の曹洞宗での座禅は只管打坐(しかんたざ)といい、ただひたすらに座るということです。何か目的があってそれを達成する手段として座禅をするのではなく、坐禅をする姿そのものが仏の姿であり、悟りの姿という考え方です。

座禅体験の申し込みについて

座禅体験は勝林寺の公式サイトより申し込み可能です。
座禅体験の申し込みページ→勝林寺 お問い合わせページ

志納料:大人1,200円、小・中・高校生 800円
所要時間:約60分

東福寺の桜は伐採された?

東福寺は秋の観光シーズンは紅葉で多くの人で賑わいますが、桜のシーズンはどうなのでしょうか。実は東福寺もかつては桜の名所だったといわれています。

なぜ「かつて」かというと、このような逸話があります。

室町時代前期頃に明兆(みんちょう)という画僧(絵を描く僧:明桃・雪舟などが有名)が「大涅槃図(だいねはんず)」という絵を描き、その「大涅槃図」が足利義持の目にとまり、褒美を与えられることになりました。明兆は東福寺の境内が桜見物で遊興の場になり、僧侶の修業の妨げとなることを恐れ、桜の伐採を願いました。

このようなことから東福寺では秋には紅葉を見られますが、春には咲き乱れる桜を見ることができません。現在は東福寺から塔頭の勝林寺に向かう道にソメイヨシノが植えられています。

まとめ

今回は京都東山区にある東福寺、ならびにその塔頭勝林寺について紹介しました。秋の観光シーズンの紅葉狩りはもちろん、いつ行っても季節を感じられる素敵なお寺です。ぜひ京都観光の際には訪れてみてください。

東福寺周辺のホテルを楽天トラベルで探す

コメント

タイトルとURLをコピーしました