webサイトはデザイナーやエンジニアが制作してディレクターがその指揮をとりますが、webサイト制作会社の営業は何をするのでしょうか。
本記事ではwebサイト制作会社の営業を目指す方に向け、制作会社で5年間営業をしてきた者として解説をしていきたいと思います。
webサイト制作会社の営業とは
webサイト制作会社の営業は企業によってはアカウントプランナーやプロデューサー、企画営業などと呼ばれたりもします。
web制作会社の流れとしては商談機会創出→商談→受注→要件定義→構築→テスト・検証→納品→運用という流れで進みます。
求められる能力
案件管理能力
webサイトの受注単価は300万以上、案件によっては1000万円を超えるような案件もあります。そのため、短くても1ヶ月、長ければ1年以上かけてクロージングをしていくような案件もあります。
単価が高いため、発注企業も複数社に相見積もりを取りますので、長期案件になるほど関係構築が必要になります。営業担当は複数案件を同時に進行していますので、CRMなどを用いた顧客の管理が必須になります。企業規模によってはExcelやSpreadsheetなどの管理になりますので、案件とステータスを管理する力が求められます。
コミュニケーション能力
案件を受注した後はディレクターが案件の進行管理を行います。ディレクターが受注活動に加わっていてくれれば案件理解もありますが、受注後にディレクターにバトンタッチをするようなケースだと情報の伝達不足でクレームに繋がるケースもあります。クライアントへのコミュニケーションも重要ですが社内のコミュニケーション能力も求められる職種になります。
Webの知識
webに関する知識は必須になります。今は知識がなくても知識を吸収することに抵抗感がある人は向いていないと思います。
また、webにまつわる範囲はディレクション、デザイン、コーディングだけではなく、マーケティングやサーバーに関することもクライアントから求められますし、直近では生成AIなど幅広い知識を覚える必要があります。
制作会社のやりがい
制作会社で営業職としてのやりがいは受注したときが一番大きいです。プロダクトありきのサービスではないため、クライアントの与件をヒアリングして何が適切か自分で考え組み立てて提案をするため難易度が高い分、受注したときの喜びは大きくなります。
また提案したものがwebサイトという形になって公開されたときはとてもやりがいを感じます。
まとめ
webサイト制作会社での営業職の仕事内容、求められる能力、やりがいについて説明しました。今後webサイト制作会社での営業を志望している人は参考にしてみてくださいね。
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